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メダカ飼育方法

メダカ飼育方法

この度は、メダカオルンゼにご来店いただき、ありがとうございます。メダカの飼育についてお役にたてれば幸いです。

1.飼育方法

メダカの放ち方

メダカは、急激な温度差により弱ってしまったり、死滅してしまったりします。購入されたメダカは、容器および袋のまま、1~2時間程度用意されている水槽に浮かべ、新しい水質環境に慣らせてから静かに水槽に放ってください。なお、上水道を利用される方は、必ず1日くみ置きした水をご使用ください。





飼育場所

屋外飼育の場合

メダカの飼育は、日当たりの良い屋外が適しています。真夏の時期は、水温が上がりすぎないように「よしず」等で日陰を作ってください。また、トンボや鳥等からメダカを守るためにネット等で水槽を覆ってください。

屋内飼育の場合

場所により光不足になることが多く、ビタミンDが欠乏し、病気になりやすくなりますので、蛍光灯等を使用して光の補充を行ってください。





飼育水

飼育に適した水質は、水素イオン濃度(PH)が弱アルカリ性~弱酸性が適しています。飼育を続けていると酸性になってくるので、週に1度1/3位の水替えをしましょう。日頃からメダカの様子を観察し、おかしいと思ったら、早めに水替えをしてください。





エサ

自然界のメダカは、水中に浮かぶミジンコやプランクトン、ボウフラ、水苔等を食べています。飼育環境では、人工的に餌を与えます。4月~10月は、1日に2~3回、数分で食べきれる量を与え、冬場は、冬眠状態になるので餌やりは避けてください。





産卵と孵化

メダカ飼育の一番の楽しみは、繁殖させることです。このとき、水槽にオスとメスを数匹ずつ入れ、効率よく産卵させます。4月~10月頃までの水温が20℃以上・日照時間が13時間以上という条件で産卵します。産卵が始まると水草に産み付けます。親メダカが卵を食べるので、水草を別の水槽に移動します。ふ化は10日前後です。餌は3日くらいから極粉末にしたものを少量与えてください。

2.年間室温(加温)

冬
12月

日照時間が13時間、水温が20℃~25℃になると、メダカの産卵から孵化や成長の過程を楽しめます。また、メダカを繁殖しなくても、冬場に泳いでいる姿を鑑賞できのも加温飼育の醍醐味です。

1月

水槽用ヒーターの設定温度を25℃にして水温を上げます。産卵をさせるには、1日の日照時間が13時間程度必要です。朝と夕方に足りない分の灯をつけます。

2月

1月同様、設定温度は25℃程度になるよう加温します。

春
3月

屋外水槽に移動する場合は、水槽用ヒーターの設定温度を少しずつ下げ、屋外水槽の水温が日中15度を超えるぐらいから移動します。屋内から移動しない場合は、現状維持で飼育します。

4月

気温の安定する中旬から下旬に水槽用ヒーターを外します。日当たりの良い所に置いて日照時間を確保しましょう

5月

エサを1日に数回与え、適度に水替えをすれば順調に産卵し、孵化します。

夏
6月

日照時間を照明で確保します。水温は適温なので安定して飼育できます。

7月

水温が30度を超える日があるので、日光や陰の調節をして病気にならないようにしましょう。

8月

水温が最も高い時期なので直射日光を遮りましょう。水の劣化が早くなるので、残ったエサを除去したり、早いペースで水替えをしたりしましょう。なお、水替え時の水温が変わりすぎないよう注意しましょう。

秋
9月

水温・水質を日々チェックし、西日の当たらない場所で飼育しましょう。冬、屋外飼育をする場合、越冬できる成魚になるまでに最低3か月かかることを考えて採卵をストップします。

10月

屋外飼育していたメダカを屋内飼育に移動する時期です。夜の温度が低いため、水槽用ヒーターで20℃に設定をし、水温が下がりすぎないようにしましょう。

11月

照明で日照時間を補い、水槽用ヒーターの設定温度を25℃にして温度を上げます。ダルマメダカは、水温が下がると転覆してしまうことが多いので、加温した水槽で飼育しましょう。

メダカ飼育の楽しさを知ってもらえるようお手伝いをさせていただいております。ご用命がありましたらメダカオルンゼまでよろしくお願いいたします。

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